レイキの思想
レイキの魅力のひとつに、その高い思想性があると思います。もちろん、その治癒能力だけに着目することもひとつの方法だと思いますが、ここでは、レイキの思想について書いてみようと思います。
レイキ五戒
「レイキ五戒」は、「レイキ５原則（the Five Usui Principles)」とも呼ばれ、臼井先生が遺された教えです。「招福の秘宝、萬病の霊薬」とも呼ばれています。
招福の秘宝 萬病の霊薬
今日丈けは 怒るな
心配すな 感謝して
業をはけめ 人に親切に
朝夕合掌して心に念じ
口に唱へよ
心身改善臼井霊気療法
肇祖
臼井甕男
ここからは、この素晴らしい５原則について、私が感じることを書きます。
レイキ５原則 今日丈けは
５原則の準備となることばです。
「今日丈けは」と決意を新たにします。
レイキ５原則 1. 怒るな
自らの心の保ち方と、他者との関わり方について述べています。
「してはいけないこと」です。
怒りが心にないなら、その穏やかな状態の中にいつづけるようにします。
怒りが心に出てしまったら、そこからなるべく速く出るようにします。
（たとえば、感謝のことばを唱えたり、自己ヒーリングをします。）
怒っている状態では、行動しません。
怒っている状態で思いついたアイデアは、実行しません。
「怒ってはいけないのだ」と記憶します。
「怒りは福を逃がし、萬病を呼び寄せる」と記憶します。
怒っている人がいるならば、その人の怒りを穏やかにするようにします。
怒っていない人がいるならば、その人を怒らせてはいけません。
怒っている人の怒りを穏やかにすることができないなら、その人から離れます。
レイキ５原則 2. 心配すな
自らの心の保ち方と、他者との関わり方について述べています。
「してはいけないこと」です。
心配が心にないなら、その穏やかな状態の中にいつづけるようにします。
心配が心に出てしまったら、そこからなるべく速く出るようにします。
（たとえば、感謝のことばを唱えたり、自己ヒーリングをします。）
心配している状態では、行動しません。
心配している状態で思いついたアイデアは、実行しません。
「心配してはいけないのだ」と記憶します。
「心配は福を逃がし、萬病を呼び寄せる」と記憶します。
心配している人がいるならば、その人の心配を穏やかにするようにします。
心配していない人がいるならば、その人を心配させてはいけません。
心配している人の心配を穏やかにすることができないなら、その人から離れます。
レイキ５原則 3. 感謝して
自らの心の保ち方と、他者との関わり方について述べています。
「すること」です。
感謝が心にないなら、感謝します。
（たとえば、感謝のことばを唱えたり、自己ヒーリングをします。）
感謝しているならば、なるべく感謝の中にいつづけるようにします。
感謝していない状態では、行動しません。
感謝していない状態で思いついたアイデアは、実行しません。
感謝して、行動します。
感謝している状態で思いついたアイデアを、実行します。
「感謝はするものだ」と記憶します。
「感謝は福を招き、萬病を癒す」と記憶します。
感謝していない人がいるならば、その人が感謝できるように導きます。
感謝している人がいるならば、その人の感謝が増幅するようにします。
感謝していない人に感謝の気持ちを抱かせることができないなら、その人から離れます。
レイキ５原則 4. 業にはけめ
自らの心の保ち方と、他者との関わり方について述べています。
「すること」です。
自分の「業」（他者の役に立つ事、よろこばれること）とは何かを考えます。
「業」に関連しないことは、しないようにします。
「業」に励みます。
「業には励むものだ」と記憶します。
「業に励むことは福を招き、萬病を癒す」と記憶します。
「業」に励んでいない人が、励むように導きます。
「業」に励んでいる人には、さらに励めるように感謝します。
「業」に励んでいない人を、励ませることができないなら、その人から離れます。
レイキ５原則 5. 人に親切に
自らの心の保ち方と、他者との関わり方について述べています。
「すること」です。
人に親切にしていないなら、するようにします。
人に親切にしているなら、その親切をつづけます。
「人には親切にするものだ」と記憶します。
「人に親切にすることは福を招き、萬病を癒す」と記憶します。
人に親切にしていない人がいたら、その人が人に親切にするように導きます。
人に親切にしている人がいたら、さらに親切にできるように感謝します。
人に親切にしていない人を、人に親切にするように導くことができないなら、その人から離れます。
以上、レイキ５原則は、2つの「してはいけないこと」と3つの「すること」から構成されています。未熟ながら、解説させていただきました。
臼井先生による公開伝授の説明（「霊気療法必携」より）
なぜ、レイキを門外不出のものにして生活安定の手段にしようとはせず、広く公開しようと思ったかについて、臼井先生がお書きになった文章です。
公開伝授説明 肇祖 臼井甕男
古来能く独自の秘宝を創見するや、己か子孫にのみ教えて家伝と為し之に依って後世一門の生活安定を計り、秘法内容の門外不出を唱うるが如きは実に前世紀の遺習と申すもので、苟も現代の如く人類の共存共栄を以て幸福の基調となし、併せて社会の進歩を要望する時代に於ては、
断じて一私するを許しません。
我が臼井霊気療法は前人未発の創見でありまして、世上其比を見ません。されば之をば人間公益のために解放し、何人をも共に天恵に浴せしめ、以て霊肉一如を期し、人世天与の福祉を得しめんとするものであります。元より我が霊気療法は宇宙間の霊能に基づく霊気の独創療法でありますから、此れに依って先ず人間自體を壮健にし、思想の穏健と人世の愉悦を増進するのであります。
今や生活の内外に旦り、改善改造を要する秋に於て汎く同胞を悩める心と病災の裡より救うべく敢えて公開伝授する所以であります。
臼井先生は、「人類協栄のため」「人間を健康にして、世の中を楽しくするため」「同胞を悩みと病気災害から救うために」広く公開伝授を決意されたとのことです。
このようなお考えを成すようになった肇祖に霊気のエネルギーが与えられたのですから、私たちも同じような考えを持つことにより、霊気のエネルギーが共鳴して入ってくるのではないかと思います。
と、ひと通り書いてみたのですが、自信はありません。今後加筆・修正して、より良い文章にしてゆこうと思います。間違い等あったら、で教えてください。お願いしますm(_ _)m
相互リンク・体験談募集中 でお問い合わせくださいね